こんにちは!ARK清水です。
いきなり気温が下がり、秋の訪れを感じる季節になってきましたね🍂
こうした寒暖差の影響で、腰痛に悩む方も増えてきます。
「なぜ腰痛が起こるのか?」
「どうしたら改善できるのか?」
今回は専門的な知識を交えつつ、わかりやすく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
腰痛の原因とは?

まず、腰痛は大きく 「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」 に分けられます。
- 特異的腰痛:画像検査(X線やMRI)で原因が明確にわかる腰痛(例:椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、骨折など)
- 非特異的腰痛:原因を一つに特定できない腰痛
一方で、腰痛全体の 約85%は非特異的腰痛 といわれています。
つまり、多くの方は「検査では異常がないけれど腰が痛い」状態にあるのです。
腰痛の種類と特徴
次に、非特異的腰痛の中にもいくつかのタイプがあります。
① 椎間板性腰痛
- 特徴:座っていると痛みが強くなり、前かがみで悪化しやすい
- 原因:椎間板が繰り返し圧迫されることで負担がかかる
→ そのため、デスクワーク中心の方に多いタイプです。
② 椎間関節性腰痛
- 特徴:腰を反らすと痛みが出やすい
- 原因:背骨の関節に炎症やストレスがかかる
→ つまり、後ろにそる動作で悪化するのが特徴です。
③ 仙腸関節性腰痛
- 特徴:片足立ちや階段の昇り降りで違和感が出る
- 原因:骨盤と背骨をつなぐ仙腸関節に不具合が生じる
→ 特に、出産後の女性やスポーツ選手に多く見られます。
④ 筋筋膜性腰痛
- 特徴:動かし始めの痛みや、長時間同じ姿勢での不快感
- 原因:筋肉や筋膜の過緊張、血流不足
→ さらに、冷えやストレスで悪化しやすい傾向があります。
腰痛を悪化させる要因
また、腰痛は次のような日常習慣によって悪化しやすくなります。
- 長時間のデスクワークやスマホ操作
- 運動不足による筋力低下
- ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ
- 冷えによる筋肉の緊張
特に季節の変わり目は血流が悪くなり、筋肉が硬直しやすくなるため注意が必要です。
腰痛改善のワンポイント
では、腰痛を軽減・予防するためには何ができるのでしょうか?
ここでは、日常に取り入れやすい工夫を4つ紹介します。
- こまめに姿勢を変える
長時間座る場合は、まず1時間に1度立ち上がってストレッチをしましょう。 - 体幹トレーニング
お腹や背中の筋肉を鍛えることで腰の負担を減らせます。 - ストレッチ習慣
お尻・太もも・背中の柔軟性を高めると血流改善につながります。 - 体を冷やさない
腰回りを温めることで筋肉の緊張を和らげられます。
まとめ
腰痛の85%は原因を一つに特定できない「非特異的腰痛」です。
しかし、腰痛の種類や特徴を理解することで、自分に合った改善方法を見つけやすくなります。
そして、日常の中でできる小さな工夫 ― 姿勢の見直し・ストレッチ・体幹強化・冷え対策 ― が、腰痛予防に大きな効果をもたらします。
つまり、腰痛は放置するのではなく「日常の習慣を整えること」で改善に近づけるのです!
腰の不調を感じやすい時期だからこそ、今日から取り入れてみてくださいね。
前回の投稿はこちら!
https://ark-conditioning.com/news/3021
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