皆さんは背骨の構造がどのようになっているか知っていますか?
「反り腰」「猫背」など聞く場面が多いと思いますが、どういう構造をしてるかは想像がつきにくいですよね、、、
そこで今回は背骨について書いていきたいと思います。
ご興味がある方は是非ご覧ください。
背骨の構造

まず初めに背骨の構造について書いていきます。
みなさんは背骨で聞き慣れていると思いますが、背骨のことを「脊柱」と呼びます。
脊柱は椎骨という骨が積み木のように重なり合って成り立っています。
その数なんと、32~34個!
以外と多いですよね笑
それぞれ部位によって呼び方や骨の形も変わっていきます。
頚椎
頚椎は7個の骨に分けられ、「頚椎ヘルニア」「頚椎症」の好発部位となります。
その内第1頚椎を「環椎」、第2頚椎を「軸椎」、第7頚椎を「隆椎」と特別な名称がついています。
胸椎
胸椎はあまり聞き慣れないと思います。
12個の骨で構成され、脊柱の中では最も数が多いものとなります。
腰椎
腰椎は5個の骨で構成され、「腰椎ヘルニア」「すべり症」などの好発部位となります。
仙骨
仙骨は1つの骨に見えますが、5つの仙椎から構成されます。
骨盤の構成にも関わる骨となります。
尾骨
尾骨は一般的に知られている名称が「尾てい骨」だと思います。
基本3つに分けられますが、個人差があり、5つの骨が癒合して構成されている方もいます。
Joint by Joint理論

最後に脊柱の運動について書いていきます。
上の画像を見ていただくと「可動性」「安定性」とあります。
脊柱は前・後屈したり回旋の動きなども行います。
しかし、それは全部が可動している訳ではありません。
それぞれ可動する関節、安定する関節で分けられ、それぞれの役割を果たすことによって脊柱の運動が起こります。
腰痛や頚部痛が起こる原因としてJoint by Joint理論の破綻が考えられます。
可動性のある胸椎の動きが悪くなり、近くにある腰椎や頚椎で代償することで痛みが発生します。
腰痛や頚部痛を起こさないためにも正しく可動性、安定性をつくる必要があります。
最後に
今回は背骨の構成について書いていきました。
まだまだ書ききれてない情報あるので次回投稿したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
前回の投稿はこちら
https://ark-conditioning.com/news/2962
Instagramでは様々な情報を投稿しているのでそちらもご覧ください!