〜運動で暑さに強い体を手に入れよう〜
こんにちは!ARK清水です。
8月になり、ますます暑さが厳しくなってきましたね。
皆さん、体調は崩されていませんか?
この時期は熱中症のリスクが一気に高まる季節。
「水をこまめに飲む」「帽子をかぶる」などの対策はよく知られていますが、実は運動も熱中症予防に欠かせない方法のひとつなんです。
「えっ、夏に運動なんて危なくない?」
と思われるかもしれません。確かに、間違った方法で行えば危険ですが、正しく行えば“熱中症になりにくい体”を作ることができます。
運動が熱中症予防になる理由
カギとなるのは**「暑熱順化(しょねつじゅんか)」**です。
暑熱順化とは、暑い環境で運動を続けることで、体温調節機能や心血管系が暑さに適応していく生理的な変化のこと。
暑熱順化が進むと、こんな効果が期待できます。
- 発汗能力が向上 → 早く・多く汗をかける
- ミネラルロスの低減 → 汗中の塩分濃度が低下
- 熱放散の効率化 → 皮膚血流が増え熱を逃がしやすくなる
- 心臓への負担軽減 → 運動時の心拍数が下がる
つまり、運動を通して体を暑さに慣らすことが、熱中症予防の基礎になるのです。
熱中症予防のための運動中の注意ポイント
1. 喉が渇く前に水分補給
- 喉の渇きは脱水が始まっているサイン。
- 15〜20分ごとに少量(150〜250ml)を目安に飲む。
- 長時間運動する場合はナトリウム入り飲料が望ましい。
2. 運動前の体調チェック
- 睡眠不足・飲酒・発熱・下痢がある日は無理をしない。
- 運動中のめまい・吐き気・頭痛はすぐ中止の合図。
3. 通気性の良いウェアを選ぶ
- 発汗による冷却効果(気化熱)を最大限発揮できる。
- 熱や湿気がこもらず、皮膚温や体温の上昇を防ぐ。
まとめ

熱中症予防は水分補給だけでは不十分です。
運動を通して暑さに慣れた体を作ることで、夏場のリスクを大きく減らせます。
まだまだ暑い日は続きますが、正しい運動習慣で暑さに負けない体をつくり、元気に夏を乗り切りましょう!
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