こんにちは！ARKコンディショニングの本間（奨）です。
本日はアスリートのトレーニングについて、ご紹介していきます。
アスリートも一般の方も実践するトレーニングは変わらない！？
アスリートのトレーニングも一般の方のトレーニングも、
基本的には、人体の「構造と機能」は同じなので、解剖学や生理学に基づいてトレーニングをしてきます。
さらに、トレーニングには原理原則があります。
これも、一般の方とアスリートの方で変わることはありません。
その競技の特性に合わせてやり方（強度や種目）を調整していきます。
例えば、
「大胸筋」を鍛える種目に「ベンチプレス」というものがあります。
この種目はアスリートの方も一般の方も共通して行う種目です。
これが、目的によって重さやセット数、動作の速度やフォームを変えていくことになります。
「目的」によってトレーニングの「やり方」を変える。
では、アスリートのトレーニングは、
具体的にどのように「やり方」を変えていくのでしょうか。
例えば、
野球のバッターやゴルフのスイングで求められる
大胸筋の能力（機能）は主に３つです。
①バットやクラブを振る遠心力に負けないこと
②バットとボールが当たる衝撃に負けないこと
③下半身の動きに連動して瞬間的に力を入れることです。
ということは、
力に負けないため、瞬間的に力を入れるための土台である「筋肉量」をつけることをしていきます。
その次に、増やした筋肉を実践的に使えるようにしていきます。
バットやクラブをスイングする時は大胸筋の伸び縮みは少ないが、
力はずっと入った状態（収縮した状態）
でいることがあります。これを専門的には等尺性収縮といいます。
このような要素を含んだエクササイズを取り入れることによって
遠心力に負けない、衝撃に負けないカラダを作っていきます。
さらに、下半身の動きに合わせて力も一瞬で入れなければなりません。
それにはプライオメトリクストレーニングなどを取り入れていきます。
筋肉量を増やすトレーニングだけではパフォーマンスは上がらない！？
パフォーマンスを上げるためのアスリートのトレーニングには段階があります。
筋肉量を増やすトレーニングは、ピラミッドで示すと一番下の「土台」にあたります。
そして、ピラミッドの頂点にパーフォマンスがあるとすると、
その「間」のトレーニングを行わなければ筋肉量UPとパフォーマンスUPは結びつきません。
アスリートのトレーニングでは、
この「間」のトレーニングがパフォーマンスUPのカギとなります。
ARKコンディショニングでは、
いわゆる「筋トレ」を指導するだけでなく、
競技に合わせたパフォーマンスを向上させるための「間」のトレーニング指導も行っております。
マラソン、ゴルフ、ダンスやバレーなど
幅広く対応できますのでお気軽のご相談ください♪